「40代になってから抜け毛が増えた気がする」
「50代になって、分け目や頭頂部が目立つようになってきた」
「シャンプーを変えても抜け毛が気になる」
そんなときに気になるのが、女性向けの育毛剤ではないでしょうか。
育毛剤はドラッグストアや通販でもさまざまな商品が販売されているため、
「どれを選べばいいの?」
「女性は女性用を使ったほうがいい?」
「育毛剤と発毛剤は何が違うの?」
と迷う方も多いと思います。
ただし、まず知っておきたいのは、抜け毛の原因は一つではないということです。
女性型脱毛症をはじめ、生活習慣や急激なダイエット、体調の変化など、さまざまな原因が考えられます。
そのため、育毛剤を選ぶ前に「自分の髪や頭皮にどんな変化が起きているのか」を確認することが大切です。
この記事では、40代・50代の女性が育毛剤を選ぶときに確認したいポイントや、シャンプーとの違い、使うときの注意点について分かりやすく紹介します。
そもそも育毛剤とは?
育毛剤と聞くと、「髪を生やすための商品」というイメージを持つかもしれません。
しかし、商品によって分類や効能・効果が異なります。
厚生労働省の資料では、医薬部外品の「育毛剤(養毛剤)」について、使用目的は脱毛の防止や育毛で、効能・効果の範囲として「育毛」「薄毛」「脱毛の予防」「毛生促進」「発毛促進」「ふけ」「かゆみ」などが示されています。(厚生労働省)
つまり、市販の育毛剤については、商品の承認された効能・効果の範囲を確認して使うことが大切です。
「使えば必ず髪が生える」
「どんな薄毛でも改善する」
といった意味ではありません。
育毛剤と発毛剤は同じもの?
ここは商品選びで迷いやすいところです。
「育毛剤」と「発毛剤」は、同じように見えても同じものではありません。
特に「発毛」を目的とする医薬品と、医薬部外品として販売される育毛剤では、位置づけが異なります。
そのため、商品を選ぶときは、
医薬品なのか、医薬部外品なのか
を確認するようにしましょう。
また、商品に記載されている効能・効果を確認し、自分が期待している目的と合っているかを確認することも重要です。
40代・50代女性が育毛剤を考える前に確認したいこと
育毛剤を探す前に、まず現在の髪の状態を確認してみましょう。
分け目が以前より目立っていないか
鏡を見るときに、以前より分け目の地肌が見えやすくなっていないでしょうか。
頭頂部のボリュームが減っていないか
髪をセットしても以前のようにふんわりしない場合、髪の太さやボリュームに変化が出ている可能性があります。
髪そのものが細くなっていないか
抜け毛の本数だけではなく、一本一本の髪が以前より細く感じるかどうかも確認してみましょう。
急に抜け毛が増えていないか
急激な抜け毛の場合は、単純に「年齢による薄毛」と決めつけないことが大切です。
大きな体調変化や過度なダイエットなどの後に、休止期脱毛が起こることもあります。
40代・50代の女性に抜け毛が増える原因とは?
女性の抜け毛にはさまざまな原因があります。
女性型脱毛症の場合もあれば、生活習慣や体調が関係している場合もあります。
そのため、育毛剤を選ぶ前に「なぜ抜け毛が増えたのか」を考えてみることが大切です。
「そもそも、40代・50代になってなぜ抜け毛が増えたの?」という方は、まずこちらの記事をご覧ください。女性の抜け毛について考えられる原因や、生活習慣、頭皮ケアについて詳しく紹介しています。
「女性の抜け毛が増える原因は?40代・50代に多い変化と今からできる対策」
育毛剤を選ぶときの5つのポイント
では、実際に育毛剤を選ぶ場合、どこを確認すればよいのでしょうか。
1.まず「医薬品」か「医薬部外品」かを確認する
育毛剤を選ぶときは、商品の分類を確認しましょう。
医薬部外品の育毛剤には、厚生労働省が定める効能・効果の範囲があります。(厚生労働省)
商品のパッケージや公式商品ページで、
- 医薬品
- 医薬部外品
- 化粧品
など、どの分類なのかを確認しておくと安心です。
2.自分が気になっている悩みに合っているか確認する
「育毛剤なら何でもいい」と考えるのではなく、商品に記載されている効能・効果を確認しましょう。
例えば、商品によって、
- 育毛
- 薄毛
- 脱毛の予防
- 発毛促進
- ふけ・かゆみ
など、表示される内容が異なります。
自分が期待していることと、商品の表示が合っているかを確認することが重要です。
3.使いやすさを確認する
育毛剤は一度買えば終わりというものではありません。
継続して使うことを考えるなら、
- 液体タイプかスプレータイプか
- 頭皮につけやすいか
- 垂れにくいか
- ベタつきが気にならないか
- 香りが強すぎないか
- 毎日の生活に取り入れやすいか
なども確認しましょう。
高価な商品でも、使いにくくて続かなければ、毎日のケアには取り入れにくくなります。
4.成分だけで決めない
育毛剤を探していると、さまざまな成分が紹介されています。
「この成分が入っているから良い」
と単純に決めるのではなく、商品全体の特徴や分類、効能・効果、使用方法を確認しましょう。
また、医薬品や医薬部外品の広告では、承認された効能・効果の範囲を超えた表現はできません。(厚生労働省)
ネット上の口コミや広告だけで判断せず、公式の商品情報も確認することをおすすめします。
5.価格だけで選ばない
育毛剤には比較的手頃な商品から高価な商品まであります。
しかし、価格が高いほど自分に合うとは限りません。
毎日無理なく続けられる価格かどうか、使いやすいか、自分の目的に合っているかを考えて選びましょう。
育毛剤はシャンプーとどう違う?
シャンプーは基本的に髪や頭皮を洗浄するためのものです。
一方、育毛剤は商品によって異なりますが、育毛や脱毛の予防などを目的とするものがあります。
そのため、
シャンプー=洗うケア
育毛剤=商品に表示された効能・効果に基づく頭皮ケア
というように、それぞれの役割を分けて考えると分かりやすいでしょう。
まず毎日のシャンプーから見直したい方は、
「女性の抜け毛対策にシャンプーを選ぶなら?40代・50代の頭皮ケアと選び方」
も参考にしてください。
育毛剤を使う前に頭皮の状態も確認しよう
育毛剤を使うなら、頭皮の状態も確認しておきましょう。
例えば、
- 強いかゆみがある
- 赤みがある
- 痛みがある
- フケが急に増えた
- 頭皮に湿疹のような変化がある
といった場合には、単純に育毛剤を塗ればよいとは限りません。
頭皮の状態に不安がある場合は、皮膚科などの医療機関への相談を検討しましょう。
育毛剤を使えば抜け毛は止まる?
ここは誤解しやすいポイントです。
育毛剤は、商品ごとに定められた効能・効果があります。
そのため、
「育毛剤を使えば、どんな原因の抜け毛でも止まる」
というものではありません。
特に急激な抜け毛や、明らかに薄毛が進行している場合は、原因を確認することが先です。
日本皮膚科学会は男性型・女性型脱毛症の診療ガイドラインを公開しており、女性型脱毛症についても治療選択肢が整理されています。(日本皮膚科学会)
「市販の育毛剤を使ってみる」ことと「脱毛症の治療を受ける」ことは分けて考えましょう。
女性の育毛剤を購入するときのポイント
実際に商品を探すときは、次のような順番で比較すると選びやすくなります。
① 商品の分類を確認
医薬品なのか、医薬部外品なのかを確認。
② 効能・効果を確認
自分が期待する目的と合っているか確認。
③ 使用方法を確認
1日何回使うのか、どこに塗るのかを確認。
④ 続けやすさを確認
価格、容量、使いやすさ、香りなどを確認。
⑤ 口コミは参考程度にする
口コミは個人差があるため、「自分にも同じ結果が出る」とは考えないようにしましょう。
楽天市場で女性向け育毛剤を比較するなら
市販の商品を比較したい場合は、楽天市場などで複数の商品を見比べてみるのも一つの方法です。
特に、
- 女性向け
- 40代・50代向け
- 医薬部外品
- 頭皮ケア
- 脱毛予防
- 育毛
など、自分が重視する条件を組み合わせて検索すると比較しやすくなります。
女性向け育毛剤を比較したい方は、こちらから探せます。
👉楽天市場で女性向け育毛剤を探してみる食生活も一緒に見直してみよう
育毛剤を使うことだけに意識を向けるのではなく、毎日の食生活も見直してみましょう。
髪だけに特別な食品を取り入れるというより、極端な食事制限を避け、バランスのよい食生活を心がけることが基本です。
抜け毛や薄毛が気になるときに、毎日の食事で意識したい栄養については、
「抜け毛・薄毛にいいとされる食べ物は?毎日の食事で意識したい栄養と食べ方」
で詳しく紹介しています。
シャワーヘッドで頭皮ケアを見直す方法も
最近では、頭皮ケアを目的にシャワーヘッドを選ぶ方もいます。
水流の種類や水圧、節水機能などは商品によって違うため、購入する場合は自分が使いやすいものを選びましょう。
ただし、シャワーヘッドを変えれば抜け毛が改善するという意味ではありません。
女性向けのシャワーヘッドについて詳しく知りたい方は、
「女性の頭皮ケアにおすすめのシャワーヘッドの選び方|40代・50代の頭皮ケアに」
をご覧ください。
また、マイクロバブルとウルトラファインバブルの違いについて知りたい方は、
「マイクロバブルとウルトラファインバブルは何が違う?シャワーヘッド選びで知っておきたい特徴を比較」
も参考になります。
抜け毛が急に増えた場合はどうする?
育毛剤を探す前に、抜け毛の状態を確認しましょう。
急激に抜け毛が増えた場合や、円形・まだらに髪が抜ける場合、頭皮に炎症などの異常がある場合には、自己判断だけで市販品を使い続けるのではなく、皮膚科などへの相談を検討してください。
また、体調の変化や過度なダイエットなどの後に抜け毛が増えた場合は、生活習慣や体調面も含めて考える必要があります。
まとめ
40代・50代の女性が育毛剤を選ぶときは、「抜け毛に効きそう」というイメージだけで商品を選ばないことが大切です。
まずは、
- 医薬品か医薬部外品か
- どのような効能・効果が表示されているか
- 自分の悩みと合っているか
- 使いやすいか
- 無理なく続けられる価格か
を確認しましょう。
そして、育毛剤はあくまでも選択肢の一つです。
抜け毛にはさまざまな原因があり、女性型脱毛症などの場合には、育毛剤とは別に医療機関での診断や治療が必要になることもあります。
「最近急に抜け毛が増えた」
「分け目や頭頂部がかなり目立つようになった」
「頭皮にも異常がある」
という場合は、商品選びだけで解決しようとせず、原因を確認することも大切です。
よくあるご質問
Q. 女性の育毛剤は40代と50代で変えたほうがいいですか?
A. 必ずしも年代だけで分ける必要はありません。年齢よりも、頭皮や髪の状態、商品の分類、効能・効果、使用感などを確認して選ぶことが大切です。
Q. 女性の育毛剤を使えば抜け毛は止まりますか?
A. 育毛剤は商品ごとに効能・効果が定められているため、すべての原因による抜け毛が止まるわけではありません。抜け毛の原因によって対応は異なります。
Q. 育毛剤と発毛剤は同じですか?
A. 同じではありません。商品によって分類や位置づけが異なるため、購入前に「医薬品なのか、医薬部外品なのか」などを確認しましょう。
Q. シャンプーと育毛剤は両方使ってもいいですか?
A. 商品の使用方法に従うことが基本です。シャンプーと育毛剤では役割が異なるため、併用する場合はそれぞれの使い方や注意事項を確認しましょう。
Q. 抜け毛が急に増えた場合も育毛剤を使えばいいですか?
A. 急激な抜け毛にはさまざまな原因が考えられます。体調変化や過度なダイエットなどが関係することもあるため、急な変化や頭皮の異常がある場合は、育毛剤だけで様子を見るのではなく、皮膚科などに相談することを検討してください。

