鏡餅はいつから飾る?
年末になると、スーパーやホームセンターなどに鏡餅が並び始めます。
鏡餅を見ると、「もうすぐお正月だな」と感じる方も多いのではないでしょうか。
でも、
「鏡餅はいつから飾るの?」
「玄関に飾ってもいいの?」
「いつまで飾っておけばいい?」
「飾り終わった鏡餅はどうするの?」
など、意外と分からないこともあります。
鏡餅は、単なるお正月の飾りではありません。
昔から、お正月に迎える年神様へのお供え物として大切にされてきました。
この記事では、鏡餅を飾る時期や意味、飾り方、鏡開きについてわかりやすく紹介します。
鏡餅にはどんな意味があるの?
鏡餅は、お正月に年神様を迎えるためのお供え物とされています。
丸い餅を2つ重ねる形が一般的で、昔の鏡に形が似ていることから「鏡餅」と呼ばれるようになったといわれています。
昔の鏡は神聖なものと考えられていたため、鏡をかたどった丸い餅にも、特別な意味が込められるようになりました。
また、大小の餅を重ねることで、福やめでたさが重なるという願いも込められています。
現在では、昔ながらの鏡餅だけでなく、飾りやすい小型の商品や、個包装された餅が入ったタイプなども販売されています。
鏡餅はいつから飾ればいい?
鏡餅は、一般的に12月13日の「正月事始め」以降に飾ることができます。
ただ、現在の家庭では、クリスマスが終わってから飾ることも多いでしょう。
日にちを選ぶなら、12月28日がよく選ばれます。
「8」は末広がりにつながるため、縁起がよいとされているからです。
そのため、
12月28日に鏡餅を飾る
という方法もあります。
12月29日と31日は避ける風習がある
鏡餅を飾る日には、避けるとされる日もあります。
12月29日
「9」が「苦」を連想させるため、29日に飾るのは避けるという風習があります。
12月31日
31日に飾ることは「一夜飾り」と呼ばれます。
年神様を迎える準備を一晩だけですることになるため、昔から避ける風習があります。
そのため、できれば12月28日頃までに飾っておくと安心です。
ただし、地域や家庭によって習慣には違いがあります。
絶対的な決まりとして考えるのではなく、自分の地域や家庭の風習に合わせるとよいでしょう。
鏡餅はどこに飾る?
鏡餅を飾る場所には、特に一つの正解があるわけではありません。
昔からは床の間などに飾ることが多くありました。
現在の住宅では床の間がない家庭も多いため、リビングや玄関など、家庭に合わせて飾ることもあります。
ただし、鏡餅は年神様へのお供え物という意味があるため、できるだけ清潔で落ち着いた場所を選びたいものです。
また、直射日光が当たる場所や、暖房器具のすぐ近くなどは避けたほうがよいでしょう。
鏡餅を飾るときは台を使う
鏡餅を飾る場合は、三方という台に半紙などを敷き、その上に鏡餅を置く形が伝統的です。
その上に、
・橙(だいだい)
・裏白(うらじろ)
・昆布
・ゆずり葉
などを添えることがあります。
ただし、現在販売されている鏡餅には、すでに飾りがセットになっている商品もあります。
本格的な飾り方にこだわらず、セット商品を利用して手軽に準備する方法もあります。
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鏡餅の上には、橙を乗せることがあります。
橙は、実がなっても木から落ちにくく、長く木になっていることから、代々家が続くことを願う縁起物とされています。
「だいだい」という名前が「代々」に通じることも、縁起のよいものとして考えられる理由の一つです。
現在は、本物の橙ではなく、プラスチック製の飾りを使った鏡餅も多くあります。
鏡餅の下に敷くものにも意味がある
伝統的な鏡餅では、餅の下に裏白などを敷くことがあります。
裏白はシダ植物の一種で、葉の裏側が白いことから「裏表のない心」などの意味につなげられています。
また、長く伸びることから長寿を願う意味もあります。
このように、鏡餅の周りに飾られる植物や飾りにも、それぞれ願いが込められています。
鏡餅はいつまで飾る?
鏡餅を片付ける時期は、鏡開きの日を目安にします。
鏡開きは、一般的には1月11日に行われます。
ただし、地域によって鏡開きの日は異なる場合があります。
そのため、「全国どこでも必ず1月11日」と考えるのではなく、地域の習慣を確認するとよいでしょう。
鏡開きでは餅をどうする?
鏡開きでは、飾っていた鏡餅を下げて食べます。
ここで大切なのが、鏡餅を「包丁で切る」のではなく、手や木槌などで割るという昔からの習慣です。
「切る」という言葉を避け、縁起を担いで「開く」と表現するため、鏡開きと呼ばれています。
現在の鏡餅は、個包装された餅が入っているタイプもあります。
このタイプなら、鏡開きの後に取り出して料理に使いやすいので便利です。
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鏡開きした餅は、さまざまな料理に使えます。
例えば、
・おしるこ
・ぜんざい
・お雑煮
・焼き餅
・揚げ餅
などがあります。
硬くなった鏡餅を使う場合は、無理に包丁で切ろうとすると危険です。
硬さや状態を確認し、安全な方法で調理しましょう。
個包装タイプなら、通常の餅と同じように扱いやすいので便利です。
鏡餅を飾るときに気をつけたいこと
鏡餅を飾るときには、次のような点にも注意しましょう。
暖房器具の近くに置かない
餅は温度が高い場所では傷みやすくなります。
特に暖房器具のすぐ近くは避けましょう。
湿気の多い場所も避ける
湿度が高い場所では、カビが発生しやすくなります。
風通しや温度にも注意して置き場所を選びましょう。
小さな子どもやペットがいる家庭は置き場所に注意
鏡餅や飾りが落下したり、誤って口に入れたりしないよう、手の届かない場所に置くことも大切です。
現代の生活に合わせた鏡餅でも大丈夫?
「昔ながらの飾り方をしないと意味がないのでは?」
と思う方もいるかもしれません。
しかし、現在は住宅事情も大きく変わっています。
床の間がない家庭もありますし、大きな鏡餅を置くスペースがない場合もあります。
そのため、コンパクトな鏡餅をリビングなどに飾る家庭も増えています。
大切なのは、お正月を迎える気持ちを持って準備することです。
無理に大きなものを購入する必要はありません。
自宅のスペースに合った鏡餅を選びましょう。
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鏡餅は、お正月に年神様を迎えるためのお供え物として、昔から大切にされてきました。
飾る時期は12月13日以降が基本ですが、現在の家庭では12月26日頃から28日頃に準備する方法もあります。
特に12月28日は「8」が末広がりで縁起がよいとされます。
そして、年が明けたら松の内を過ぎ、鏡開きの時期に鏡餅を下げて食べるのが一般的です。
昔ながらの風習を取り入れながらも、現在の生活スタイルに合わせて無理なく楽しんでみてはいかがでしょうか。
まとめ
鏡餅は、お正月に年神様を迎えるためのお供え物です。
丸い餅を2つ重ねた形が一般的で、昔の鏡に似ていることから「鏡餅」と呼ばれるようになったといわれています。
飾り始める時期は12月13日以降が基本ですが、現在ではクリスマスが終わってから飾る家庭も多くあります。
日にちを選ぶなら、末広がりの「8」にちなみ、12月28日に飾る方法があります。
一方、12月29日や12月31日は避ける風習があります。
鏡餅を飾る場所は、床の間などが伝統的ですが、現在はリビングなど家庭の住宅事情に合わせても構いません。
鏡開きは一般的に1月11日が目安です。
鏡開きでは、飾っていた鏡餅を下げ、ぜんざいやおしるこ、お雑煮、焼き餅などにして食べます。
昔ながらの風習を大切にしながらも、コンパクトな鏡餅や個包装タイプなど、現在の暮らしに合ったものを選んで、新年を気持ちよく迎えましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. 鏡餅はいつから飾ればいいですか?
A. 一般的には12月13日の正月事始め以降に飾ることができます。現在の家庭では、クリスマスが終わった12月26日頃から28日頃に飾ることも多いです。
Q. 鏡餅は12月28日に飾ってもいいですか?
A. はい。12月28日は「8」が末広がりにつながることから、縁起がよい日として鏡餅を飾る日に選ばれることがあります。
Q. 鏡餅は12月31日に飾ってはいけませんか?
A. 31日に飾ることは「一夜飾り」と呼ばれ、避ける風習があります。できれば31日より前に準備しておくとよいでしょう。
Q. 鏡餅はどこに飾ればいいですか?
A. 伝統的には床の間などに飾りますが、床の間がない場合はリビングなど、清潔で落ち着いた場所に飾る方法もあります。
Q. 鏡餅はいつまで飾りますか?
A. 鏡開きの時期を目安に片付けます。一般的には1月11日が鏡開きの日とされていますが、地域によって違いがあります。
Q. 鏡餅はどうやって食べればいいですか?
A. 鏡開きの後、ぜんざいやおしるこ、お雑煮、焼き餅などにして食べることができます。硬くなった餅を扱うときは、無理に包丁で切らず、安全に調理してください。
Q. 鏡餅は毎年買い替えるものですか?
A. 昔からの風習では、年神様を迎えるために毎年新しい鏡餅を用意する考え方があります。現在は個包装タイプや飾りを再利用できる商品もあるため、家庭のスタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。

