栗の皮むきはどうする?鬼皮・渋皮を簡単にむく方法とコツを紹介
秋になると食べたくなるものの一つが「栗」です。
栗ご飯や栗きんとん、渋皮煮など、秋ならではの料理やお菓子を楽しめます。
でも、生の栗を買ったときに困るのが、
「栗の皮って、どうやってむけばいいの?」
ということではないでしょうか。
栗の皮は硬く、そのまま包丁でむこうとすると大変です。
しかも、外側の硬い皮である鬼皮と、その内側にある渋皮があるため、きれいにむくには少しコツが必要です。
この記事では、栗の鬼皮・渋皮をできるだけ簡単にむく方法と、むきやすくするための下準備、料理別のポイントを紹介します。
栗の皮には「鬼皮」と「渋皮」がある
栗の皮むきをする前に、まず知っておきたいのが「鬼皮」と「渋皮」の違いです。
鬼皮とは?
栗の一番外側にある、硬くて茶色い皮が鬼皮です。
非常に硬いため、包丁などを使ってむいていきます。
渋皮とは?
鬼皮をむいた後に残っている薄い茶色の皮が渋皮です。
栗の実に密着しているため、鬼皮よりもむきにくい場合があります。
料理によっては渋皮を残して使うこともあります。
栗をむく前の下準備
生栗は、そのままむくよりも、少し下準備をしておくと扱いやすくなります。
おすすめなのが、
栗を水につけておく方法
です。
ボウルなどに栗を入れ、しばらく水につけておきます。
硬い鬼皮が少し扱いやすくなり、包丁を入れるときにも作業しやすくなります。
栗の状態によって差があるため、無理に力を入れてむこうとしないことも大切です。
栗の鬼皮をむく基本の方法
まずは、最も基本的な方法です。
① 栗を洗う
栗の表面についた汚れを水で洗い流します。
② 栗の底の部分を確認する
栗には、少し平らになっている部分があります。
そこから包丁を入れると、鬼皮をむきやすくなります。
③ 鬼皮に切り込みを入れる
栗をしっかり持ち、包丁で鬼皮に切り込みを入れます。
栗は丸く滑りやすいため、手を置く位置には十分注意してください。
無理に一気に切ろうとせず、少しずつ皮を削るように進めると安心です。
④ 鬼皮をはがす
切り込みをきっかけにして、鬼皮を少しずつはがしていきます。
栗をお湯につけてからむく方法
鬼皮が硬くてむきにくい場合は、お湯を使って下処理してからむく方法もあります。
栗を加熱して皮を柔らかくすると、鬼皮を扱いやすくできます。
ただし、熱い栗は非常に熱くなるので、やけどには注意してください。
少し冷ましてから作業すると扱いやすくなります。
渋皮をむくときのコツ
鬼皮をむいたら、次は渋皮です。
渋皮は栗の実にくっついているため、鬼皮よりもむきにくいことがあります。
包丁を使って、栗の表面を削るように少しずつむいていきます。
ここで大切なのは、
一気にきれいにしようとしないこと。
栗の実まで削ってしまうと、せっかくの栗が小さくなってしまいます。
渋皮を残したい料理なら、無理に全部取り除く必要もありません。
栗の渋皮を残す料理もある
栗料理の中には、渋皮を残して作るものもあります。
代表的なのが、
渋皮煮
です。
渋皮には独特の風味があるため、渋皮を残した状態で調理します。
一方、
- 栗ご飯
- 栗きんとん
- 栗のお菓子
などでは、渋皮まで取り除いて使うことが多くなります。
料理によって、どこまで皮を取るかを決めるとよいでしょう。
栗の皮むきで失敗しやすいポイント
栗が滑って包丁が入りにくい
生栗は丸くて滑りやすいため、無理に力を入れると危険です。
栗を安定させて、少しずつ作業しましょう。
栗の実まで削ってしまう
渋皮をきれいに取り除こうとして、実まで大きく削ってしまうことがあります。
特に栗ご飯など、形を残したい料理では注意しましょう。
一度に大量にむこうとする
栗を大量に購入すると、全部一度に処理したくなります。
しかし、栗の皮むきは意外と時間がかかります。
疲れてくると包丁の扱いも雑になりやすいので、休憩しながら作業するのがおすすめです。
栗の皮むきにあると便利なもの
栗を毎年楽しみたいなら、専用の栗むき器を使う方法もあります。
包丁だけでむくこともできますが、栗の数が多い場合は専用の道具があると作業を効率化できます。
また、
- 小さめの包丁
- 栗むき器
- ボウル
- キッチンばさみ
- キッチンクロス
などがあると便利です。
ただし、道具を購入するときも、安全に使えるものか、実際に自分の用途に合っているかを確認しましょう。
栗ご飯に使う場合の皮むき
栗ご飯にするなら、基本的には鬼皮と渋皮を取り除いて使います。
皮をむいた栗は、変色しやすいため、下処理後はそのまま放置しないようにしましょう。
水に入れておくなどして、調理まで適切に扱います。
栗ご飯の場合は、栗の形をある程度残しておくと、食卓に出したときにも秋らしい見た目になります。
栗きんとんに使う場合
栗きんとんなど、栗をつぶして使う料理なら、多少形が崩れても問題ありません。
そのため、栗ご飯よりも皮むきの形をそれほど気にする必要はありません。
ただし、渋皮が残っていると色や食感に影響する場合があるので、料理に合わせてきれいに取り除きましょう。
むいた栗をすぐに使わない場合は?
栗は皮をむいた状態で長時間そのままにしておくより、料理する分を早めに処理する方が扱いやすくなります。
すぐに使わない場合は、保存方法にも注意しましょう。
特に大量に栗を購入した場合は、
「全部むいてから考える」のではなく、保存する分とすぐ調理する分を分ける
という考え方がおすすめです。
栗の皮むきは「無理をしない」のが一番
栗の皮むきは、慣れていないと意外と時間がかかります。
特に包丁を使う場合は、
「早く終わらせよう」
と焦らないことが大切です。
栗を安定させ、少しずつ皮を取り除いていきましょう。
大量の栗をむく場合には、専用の栗むき器を使う方法もあります。
秋の味覚を楽しむためにも、安全第一で下処理をしてください。
まとめ
栗の皮むきでは、外側の硬い鬼皮と、その内側の渋皮を分けて考えると分かりやすくなります。
基本的には、
- 栗を洗う
- 水などで下準備する
- 鬼皮をむく
- 必要に応じて渋皮をむく
- 料理に合わせて下処理する
という流れです。
栗ご飯や栗きんとんでは渋皮まで取り除き、渋皮煮では渋皮を残すなど、料理によって使い分けることもポイントです。
栗の皮むきは少し手間がかかりますが、自分で下処理した栗を使った料理は、秋の季節感をより楽しめます。
よくある質問
Q. 栗の皮は鬼皮と渋皮の両方をむく?
料理によって違います。
栗ご飯や栗きんとんなどは両方取り除くことが多く、渋皮煮では渋皮を残して調理します。
Q. 栗の鬼皮を簡単にむく方法は?
水やお湯を使って下準備をしてから作業すると、硬い鬼皮を扱いやすくできます。
ただし、加熱した栗は熱くなるため、やけどに注意してください。
Q. 栗の皮むきに包丁を使っても大丈夫?
使えますが、栗は丸く滑りやすいため注意が必要です。
栗をしっかり安定させ、無理に力を入れず、少しずつ作業しましょう。
Q. 栗の皮むき器は必要?
少量なら包丁でもできますが、大量の栗を処理する場合は専用の栗むき器があると便利です。

